安定感ある縁の下の力持ちおうし座の性格、恋愛観、仕事観は？
一本筋が通っていて、自分を持っているのがおうし座です。
平和主義者で自分の意見を主張することは少なめ。縁の下の力持ちとして活躍します。
おうし座は芸術家気質なところがあり、恋愛面では少々面食いなところがあります。
そして、1つのことにじっくり取り組むことができるので、繰り返し体感して覚えていくようなお仕事が向いています。粘り強く忍耐力があるので、気づいたら出世しているなんてことがあるかもしれません。
おうし座の基本的な性格
おうし座を一言であらわすと、堅実な平和主義者。人当たりがよく、競争や対立は可能な限り避けようとします。
普段は消極的で、率先して主義主張を述べるようなこともないでしょう。
しかし、人の役に立つのは好きなので、縁の下の力持ちになれるポジションを与えられると大活躍できます。
また、実に粘り強い性格で、自分の夢や目標を実現させるためには、あらゆる努力を惜しみません。
多少の困難や壁があっても、決してあきらめないでしょう。
ただし、「これ」と感じたらよそ見せず、一心不乱に向かっていく忍耐力があるぶん融通はきかず、状況の変化にはなかなか対応できないようです。
おうし座の魅力
おうし座の魅力は、自分をしっかりともっているところです。
自分の考えや意見を積極的に述べることはしませんが、逆にいえば、わざわざ言葉にして確かめなくても、自分の中に決して揺らぐことのない信念が宿っているのです。
そのため、常に一本筋が通っており、周囲からの信頼もとても厚いでしょう。
おうし座の欠点
一度「こう」と決めたら、それが自分にとって唯一の正解になるのがおうし座。
そのため、よりよい道が見つかったとしても、簡単にその選択を受け入れることはできません。
それどころか、あら探しをしてその選択をつぶそうとすることも。
その結果、自分自身の新しい可能性を閉ざしてしまう場合もあるようです。
おうし座の恋愛観
おうし座の特徴としてもう一つあげられるのが、感性が豊かで、美意識が高く、芸術家気質だというもの。
この性質が恋愛観に大きく影響しており、概して面食いになりがちです。豊かな肉体美や芸術的感性をもつ異性に惹かれやすく、一目惚れも少なくありません。
そして、愛という感情に尊さを感じているので、愛する相手が見つかると愛情や労力を惜しまずに存分に尽くすでしょう。
ただし、強すぎる執着心のために、相手を自身の所有物のように扱うこともあるようです。
自分がおうし座の場合注意すべきこと
好きな人ができたら、相手のありのままの姿を見つめるようにしましょう。
相手の見た目や雰囲気から「この人はきっとこういう人に違いない」と思い込んで接してしまうと、いつしかかみ合わなくなってきます。
もちろん、相手を自分のイメージに沿うように変えようとするのも避けたほうが賢明です。
相手がおうし座の場合注意すべきこと
おうし座の相手が恋愛関係になる人に求めるものは安定感です。
その人のことをよく知っていると自負でき、いつまでも変わらずにいられるだろう予感を得ていたいのです。
そのため、おうし座と付き合うときには、あまり変化をつけないこと。
たとえばコロコロと髪形を変えたり、嫌いだったはずものを気まぐれで好きと言ったりしないほうがいいでしょう。
おうし座の結婚観
いつまでも変わらずにおたがいを思い合っていたいと考えながらも、できれば相手の欠点は知りたくないのがおうし座。
相手の弱さやみっともないところを見たくないだけでなく、できれば自分も見せたくないのです。
そのため、たとえ結婚しても、相手と四六時中一緒にいたいとは思わないでしょう。
一人になる時間をしっかり確保し、そこで相手に見せられない姿や感情を発散させられるのが理想の結婚生活です。
おうし座の仕事観
どっしりと腰をすえて、目の前の物事にじっくり取り組んでいきたいと考えるのがおうし座です。
とりあえず手順を覚えるということができず、その作業の必要性や中身など、すべてを完ぺきに理解して仕事をしようとするので、一通りできるようになるまではけっこうな時間がかかる場合も。
しかし、いったん覚えたことは決して忘れず、成果や質はどんどん高くなっていく一方です。
一つの仕事を長く続ける傾向にあるので、最終的にはかなりの出世も期待できるはず。
単に肩書きの問題ではなく、仕事の質や実力から、「この職場はこの人がいなければまわらない」といわれる存在になるでしょう。
向いているお仕事
単に知識で身につけるのではなく、繰り返し体感して身体が覚えていくような仕事が向いているのがおうし座です。
ルーティンワークや事務作業でも一定以上の成果はあげられるでしょうが、それよりも、お金を扱う銀行員や経理など緊張感のある仕事のほうがより集中できて能力の伸びも期待できそうです。
また、作品を作りつづける芸術家なども向いているでしょう。
苦手なお仕事
平和主義者のおうし座ですから、競争心が必要になるような仕事は苦手です。
とくにスポーツ選手など、瞬発力も求められるものはなおさらでしょう。
ほかにも、営業や開発など、他者との成績の差が明らかになりやすい仕事はあまり向いていないようです。
おうし座を活かす働き方
おうし座が仕事をするときに忘れてはいけないのが、存分に能力を発揮するまでには少し時間がかかるということです。
そのため、「この仕事には向いていないのかな」と感じたとしても、すぐにはあきらめないようにしましょう。
同じ仕事を続けていれば、必要な能力は次第に磨かれていくはずです。
おうし座の忍耐力と努力があれば、「この仕事はどうしてもできない」というものはまずないはず。どんな仕事でもまずは、一通りできるようになるまで試してみてください。
まとめ
内面に芯の強さをもっているおうし座ですが、表面のおだやさか、人当たりのよさから、ときにくみしやすいと思われてしまうこともあるでしょう。
しかし、そんな相手のことをいちいち気にする必要はありません。
たとえ表面的にその相手をたてたとしても、まわりの目には案外、おうし座が軽く相手をいなしているようにしか見えないものです。