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ちょうしんせい超新星

超新星(ちょうしんせい)は、太陽のように自ら光を放つ恒星(こうせい)が寿命を迎え、大爆発を起こした時の姿。

恒星が光り輝くためには、自分の内部に存在する水素などを燃やしてエネルギーを起こす必要がある。こうした燃料は次第に減っていき、最終的には尽きてしまう。恒星は、燃料がなくなると大爆発を起こしてその一生を終える。

恒星の大爆発のエネルギーはすさまじく、非常に明るい光を放つ。光の明るさは恒星によってさまざまだが、光の弱い星でも太陽の数億倍程度、星によっては100億倍もの明るさを持つものもある。

この爆発の際の光は、人の肉眼で確認できることも多く、まるで、「今まで星がなかったエリアに、突然新しい星が誕生したかのように見える」ことから、「超新星」と呼ばれるようになった。

ちなみに、超新星を起こす恒星の爆発のことを「超新星爆発」という。太陽の8倍以上もの大質量の恒星が寿命を迎える時に、超新星爆発が起こると考えられている。

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