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れんせい連星

連星とは、星同士の距離が近いことから、重力の影響を受け合い、お互いの周りを回っている恒星(自ら光を放ち輝く、太陽のような星)たちを指す言葉である。「連星」という言葉を聞いたことがない人でも、別名である「双子星(ふたごぼし)」という名前なら知っている、という人も多いのではないだろうか。

連星はふたつ、もしくはそれ以上の星から構成されているが、地球上に暮らす私たちが肉眼で観測した時には、ひとつの星にしか見えない。しかし、双眼鏡や望遠鏡を使って覗いてみると、複数の星が重なって見えていただけであることが分かる。

 

連星と間違われやすい天体に、「二重星」がある。

二重星も連星と同じように、肉眼ではひとつの星に見えるが、実際にはいくつかの星によって構成されている。しかし、互いの重力によって影響を及ぼし合っている連星とは異なり、二重星は、無関係なふたつ以上の星が、たまたま同じ方角に並んで存在しているに過ぎない。

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