思いやりのあるロマンチストかに座の性格、恋愛観、仕事観は？

かに座の基本的な性格

かに座は情緒豊かで思いやりがあり､面倒見がよく､人間味あふれる人です｡

仲間意識が強いので､一度親しくなると､自分がその人のためにできることがあるのなら惜しまずに行動しようとするでしょう。そして、人との距離をつめるのも早くてじょうず。

相手によっては、「その距離感はまだ早すぎないだろうか」と驚かれることもありますが、その場合も、いつの間にか「まあいいか」と受け入れさせているのがかに座なのです。

ただ、かに座はけっして神経が太いわけではなく、むしろ繊細。そのため、どれだけ人と親しげに接していても、内面では拒絶されることに対する恐れを抱いていることも少なくありません。

そんな繊細な心をもったかに座は、感傷的な気分になりやすく、また、思い出を大事にするというロマンチストでもあるのです。

とはいえ、自分や仲間のテリトリーを侵されると､とたんに正義感がわきおこり、献身的に戦う強さをもっているのもかに座の特徴だといえるでしょう。

かに座の魅力

一見すると、繊細で控えめだという印象を与えやすいかに座ですが、一度仲間だと感じた人のために出るパワーは並ではありません。

たとえほかのすべてがその人の敵にまわったとしても、一人だけでも最後まで味方であり続けようとするでしょう。

かに座の欠点

仲間意識が強いかに座ですから、自分と相手は対等だという気持ちをもっています。

そのため、自分が人のために必死になれるぶん、自分がつらいときはついつい人を頼ったり、甘えたり、ときには助けてくれて当然だという気持ちになったりすることがあるようです。

かに座の恋愛観

人との付き合いは対等を望むかに座ですが、恋愛においては大きな役割差をつけたいと考えるようです。

ただし、上下関係を望むわけではなく、いうなれば親子のような関係性。片方はひたすら甘え、もう片方はひたすら世話を焼くのが理想です。

ただし、自分がどちらになりたいと決まっているわけではなく、相手次第で親側にも子側にもなれるのがかに座の恋愛の特徴だといえるでしょう。

もちろん常にどちらかに固定されるわけでなく、甘える側になったり、世話する側になったりする恋愛も大歓迎です。

自分がかに座の場合注意すべきこと

恋人に対しては、「自分がこの世で一番甘えてもいい相手だ」と感じるのがかに座です。

そのため、無意識のうちにわがままを言いすぎたり、依存気味になったりしてしまいやすいので注意しましょう。

せめて「おたがいさまだ」と思われるよう、恋人の大きなわがまま等もときには受け入れておくのがよさそうです。

相手がかに座の場合注意すべきこと

かに座には、「相手のためを思うからこそ、言いづらいことを言う」という愛情は通用しません。

どんなときでも味方であることこそが、かに座にとってたしかな愛情なのです。そのため、なにか注意したいときも、まずは肯定や同意、褒めることから入るようにしましょう。

かに座の結婚観

かに座にとって結婚とは、決して揺らぐことのない幸せです。

とはいえ、結婚に幻想を抱いているわけではなく、夢みているものはとても現実的。

かに座が求めるのは、ただ一つ、夫婦を結ぶ決して切れない絆なのです。それも、その絆は、夫婦で長年努力して築き上げていかなくてはいけないこともわかっているでしょう。

かに座にとって結婚とは、決意と覚悟のあらわれ。自分の選んだ相手と、努力してわかりあい、ともに生涯の幸せを手に入れるという誓いなのです。

かに座の仕事観

かに座は情が深いぶん、気持ちを交えずに思考を働かせることがあまり得意ではありません。

つまり仕事でいうならば、人の気持ちを汲んだり、訴えかけたりする分野なら大活躍できるということ。

かに座自身、仕事だからといって損得勘定ばかり気にしなければいけないようだと、すぐに嫌気がさしてしまうでしょう。どうせ働くのなら、人の役に立ちたい、喜ばせたいと考えるのがかに座なのです。

向いているお仕事

かに座は、人が普段当たり前のように接するもの、たとえば日用品や家屋に関する仕事全体に適性があります。

アイディアを出すのでも、販売でも活躍できるでしょう。

また、相手が隠しておきたいことでもすんなり聞き出す力があるので、カウンセラー等も向いています。

苦手なお仕事

かに座は、機械的な仕事はあまり向いていません。ライン作業なども苦手でしょう。

かに座を活かす働き方

仕事におけるかに座の長所は、その仕事をすることで喜ぶだれかのために一生懸命になれるところです。

自分の仕事がその先どういう過程をたどり、どういったところで、どういった人の役に立つのか、具体的に想像してみましょう。

それだけで、仕事にこれまで以上のやりがいが感じられるはずです。

まとめ

仲間を大事にするかに座ですが、そのぶん、グループ外の人には心を開きにくいこともあるでしょう。

しかし、それで悩む必要はありません。かに座にとっても一番の魅力は、仲間と決めた人のためにがむしゃらになれるところなのです。

人脈や交友範囲をひろげるよりも、今いる大事な仲間との縁をさらに深めるほうを優先してしてください。