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きゅうじょうせいだん球状星団

球状星団(きゅうじょうせいだん)は、複数の星が集合してできている「星団(せいだん)」の一種である。

球状星団を構成している星々の数は、10万~100万個前後。数多くの星が、ボールのように丸い形に集まって構成されているため、「球状星団」と呼ばれる。

球状星団の中心にいけばいくほど、星がギッシリと集まっている。そのため、望遠鏡を覗いても、球状星団の中心付近の星々をひとつひとつの星に分解して観測することは難しいだろう。

球状星団に属する星たちは、いずれも生まれてから100億年以上が経過しているものばかりである。

私たち人間の感覚では、100億年は途方もない年月であるが、長い寿命を持つ星たちの中には、100億歳を超えて生きるものも多い。しかし100億歳は、星の中でもかなり高齢な部類に入る。

代表的な球状星団 さそり座のM4(左)、ヘルクレス座のM13(右) © T2KA, KPNO 0.9-m Telescope, NOAO, AURA, NSF / 出典:NASA  © ESA/Hubble and NASA / 出典:ESA/Hubble

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