MENU

せいだん星団

星団(せいだん)とは、複数の星から構成された集団のことである。星団を構成する星の数は、少ないものでは10個程度、多いものになると数百万個にも上る。

星団の種類は、球状星団(きゅうじょうせいだん)と散開星団(さんかいせいだん)とに分けられる。

球状星団は、非常に多くの星々がギッシリと集まってできており、ボールのような丸い形(=球状)に見えることが特徴。星の数は10万~100万個程度、いずれの星も高齢(誕生してから100億年以上)である。

一方、散開星団は、球状星団ほどには星が密集しておらず、まばら。そのため、球状星団のような決まった形は存在しない。集まっている星の数も少なく、10~200個程度が平均。多くても1,000個程度である。比較的若い星々で構成されているという特徴を持つ。

球状星団(左)さそり座のM4、散開星団(右)おうし座のM45 © T2KA, KPNO 0.9-m Telescope, NOAO, AURA, NSF、Roberto Colombari / 出典:NASA

library_books関連ワード
arrow_upwardPAGE TOP