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ふくしゃてん輻射点

輻射点(ふくしゃてん)とは、地球上から見た「流れ星(流星)の出発点」のようなもの。

普段よりも流れ星(流星)が多く降り注ぐ天体イベント「流星群(りゅうせいぐん)」を観測する際、地球上に住む私たちからは、流れ星がまるで夜空の一点から放射状に降ってきているように見える。この流れ星の出発点となる一点のことを輻射点、もしくは放射点(ほうしゃてん)と呼ぶ。

例えば、流星群の中でも特に見ごたえのあるペルセウス座流星群は、流れ星が直接ペルセウス座から飛んでくるというわけではない。流れ星の輻射点がペルセウス座の方角にあるため、「ペルセウス座流星群」という名が付けられているに過ぎないのだ。

同じように、ふたご座流星群であれば、輻射点がふたご座の見える方向に、しし座流星群ではしし座の方向に存在すると考えればよい。

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