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りゅうせいぐん流星群

流星群は、普段よりも多くの流れ星(流星)を観測できる天体ショー。

流れ星の正体は「星」ではなく、彗星(すいせい)から吹き出した「塵(ちり)」である。塵が地球の大気圏に突入した際に、恒星のような光を放つ現象のことを「流れ星」と呼ぶ。この現象は、地球の上空わずか100km付近で起こっている。

塵が漂う彗星の軌道上を地球が通り過ぎると、大量の塵が大気圏に引き寄せられて発光するため、流星群が見られる。流星群には、毎年同じ時期に観測できるものもあれば、数年に一度や数十年に一度しか見られないというレアな流星群も存在する。

流星群の中でも、「ペルセウス座流星群」と「ふたご座流星群」は、流れ星の数も多く、見ごたえ十分な一大イベント。

ペルセウス座流星群は8月12日前後に、ふたご座流星群は12月13日頃に、毎年楽しむことができる。流星の出現確立がアップする深夜0時頃から明け方にかけて、空を見上げてみるのがおすすめ。

このふたつの流星群に、しぶんぎ座流星群を加えた3つの流星群は、「三大流星群」と呼ばれている。

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