純粋無垢で敏感な感性を持つうお座の性格、恋愛観、仕事観は？

うお座の基本的な性格

うお座は、とても敏感な精神と感性の持ち主。だれかの、言葉ではあらわせないような微妙な情感も察知できるほどに繊細です｡

それはもちろん長所なのですが、その敏感さゆえに周囲の雰囲気に影響されやすく､自分の気持ちがわからなくなることもあるようです｡

とはいえ、他者の痛みがわかるぶん、うお座はとても思いやり深い人。犠牲精神にもあふれていて、多くの人々の幸せを願うのでボランティアなど世の中を良くするための活動に身を投じることもいとわないでしょう｡

また、うお座はすばらしいインスピレーションの持ち主でもあります。そのため、生き生きとしたイメージを紡ぎ出していったり、憂いを帯びた神秘的なムードを漂わせたり。

それにともなって深遠な思索に耽ることも多いのですが、ただ単にぼんやりしているだけのこともあり、見た目ではどちらなのかなかなか判別がつきません。

うお座の魅力

うお座はとてもロマンティスト。性善説を信じ、たとえなにかに失望したとしても、それが良くなる希望や可能性を捨てられません。

その心の純粋さ、きれいさは多くの人から慕われるでしょう。

うお座の欠点

どんなときでも希望を捨てないうお座の言葉は、ときに理想論に聞こえます。

そのため、説得力に乏しく、大切な議論の際にはあまり発言を求められないこともあるでしょう。

うお座の恋愛観

献身的な恋愛にあこがれ、相手のために尽くすことこそ本当の愛だと考えるうお座は、悲劇的なロマンに彩られた幻想的な恋愛にひかれる傾向があります。

そして、愛する人と苦しみを分け合うことで一体化しようとするのです。相手の苦しみを自分も感じることに幸せを感じるので、同情が愛情に変わる恋愛も少なくありません。

それに加えて、相手から激しく愛され、求められたために心を動かされ、受け入れる恋愛もあるでしょう。

いずれにせよ、相手に必要とされているかぎりは恋愛関係を断ち切れません。また、自分から好きになる場合は、繊細な美しさを感じさせる異性にひかれやすいようです。

自分がうお座の場合注意すべきこと

強く押されると断れないうお座は、付き合い始めたときはまだそれほど相手のことを好きになっていない場合も少なくありません。

いつまでたっても好きになれないという状況を避けるためにも、苦手なタイプからのアプローチはきっぱり断る勇気をもちましょう。

相手がうお座の場合注意すべきこと

うお座には、相手の幸せが自分の幸せだと感じる一面があります。つまり、どんなに楽しそうに見えても、実は本当に満足しているのは自分だけだということも。

デートの行き先などは、たまにうお座の好みを優先して決めてあげるといいでしょう。

うお座の結婚観

うお座にとって結婚とは、好きな人とずっと一緒にいられる、夢のような生活です。

もちろん、実際には嫌だったり、面倒だったりする部分があることもわかっていますが、それらが掻き消えるくらい、好きな人とずっと一緒にいられる幸せのほうが大きいのです。

ですから、うお座にとって、生活の豊かさなどは二の次。二人でいられる時間をできるかぎり多くして、夫婦で支えあいながら暮らしていきたいと考えるでしょう。

うお座の仕事観

自由気ままな連想能力と知性が結びついているのがうお座です。勘が鋭く、物事を体験的に体得していくでしょう。

そのため仕事においては、論理的な思考にばかり頼るのではなく、現場の空気を肌で感じて必要なこと、求められていることをしていきたいと考えます。これは、理屈を超越した、直感や体感で物事を理解する力があるうお座だからこそ可能なことだといえるでしょう。

また、言葉にされていない感情を言語化することも得意なので、同情や共感にもとづいて人の心情を理解していくこともできます。

向いているお仕事

うお座は、医療や福祉、カウンセラーなどの癒し関係の分野に適性があります。

また、感情を言葉であらわす能力を活かせば、詩などの芸術関連でも活躍できるでしょう。

苦手なお仕事

空気を肌で感じながら仕事をしたいと考えるうお座ですから、理屈や数字を操るような職業は苦手なようです。

うお座を活かす働き方

うお座は、自身が前に立ってバリバリと仕事をこなすよりも、だれかのサポート役をしたほうが能力が生きるでしょう。そうでなければ、応援したい人、尊敬できる人を近くに見つけることが大切です。

そうすれば、その人から能力や仕事のコツなど、大事なことが伝わってくるはず。無意識のうちに、うお座自身の能力も伸びていくでしょう。

まとめ

人のことばかり考えているうお座は、自分が後回しになるために損をするのも多いでしょう。しかし、それは本当の意味での損ではありません。

うお座には、日々周囲の信頼や感謝が積み重なっているのです。それらはきっと、うお座の元に返ってくるでしょう。

本当に困ったときに差し伸べてくれる手があるのは、うお座にとって何ものにも代えがたい宝物であるはずです。