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げんしせい原始星

「原始星(げんしせい)」とは誕生して間もない星、つまりは「恒星(※)の赤ちゃん」のことである。

恒星 太陽や夜空に輝く星々のような、自ら光を放つ天体の総称。

原始星の材料となるのは、宇宙空間に漂うガスや塵(ちり)。主なガスの種類には、水素やヘリウムなどが挙げられる。
これらの物質が密集したエリアで、原始星は誕生する。

宇宙空間でガスや塵が密集すると、重力の影響によってお互いに引き付け合い、回転しながら次第にまとまっていく。
さらに中心部の圧力が高まってひとつの塊を形作ることで、原始星が生まれるのだ。

その後、原始星の内部で核融合が始まると、私たちがよく知る太陽のような、安定した恒星になる。

ちなみに、地球のような「惑星」は、原始星が成長したものではない。惑星は、原始星になり損ねたガスや塵が寄り集まった物体からできている。

恒星と惑星の誕生の違いについての詳しい解説はこちら。

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