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【3月の星空ガイド】春の訪れとともに輝く星座を楽しもう!

3月の星空

3月に入ると、夜空はいよいよ春の顔つきへと変わり始めます。

冬の星座の代表・オリオン座が西の空へ沈みかけるころ、東の空からはしし座やおとめ座など、春を代表する星座たちが次々と姿を現します。

このページでは、3月の夜空の特徴から見どころの星座、観察のポイントまでをまとめてご紹介します。春の夜風を感じながら、ぜひ星空を見上げてみてください!

3月の夜空の特徴|春の大曲線が見え始める

春の大曲線

3月の夜空でまず注目したいのが、「春の大曲線」です。北の空に輝く北斗七星(おおぐま座)の柄の部分を南へ向かってゆるやかに曲線を伸ばしていくと、橙色に輝く1等星アルクトゥルス(うしかい座)にたどり着きます。さらにその曲線を延ばすと、青白く輝く1等星スピカ(おとめ座)へとつながります。

この大きなアーチが「春の大曲線」です。北斗七星さえ見つけられれば、誰でも春の星座へたどりつけるので、星空観察初心者の方にもぴったりの道しるべですよ。

3月に見えるおもな星座

しし座

春の星座の主役といえば、しし座です。1等星レグルスを先頭に、ライオンの頭部を形作る「大鎌(かま)」や「?マーク」のような星の並びが特徴的で、春の夜空でひときわ目立つ存在です。東の空から天頂へと高く上る3月は、しし座を観察する絶好のシーズンです。

おとめ座

おとめ座は、全天88星座の中で最も大きな星座のひとつです。1等星スピカは青白く輝く美しい星で、「春の大曲線」の終点としても知られています。3月の深夜から明け方にかけて、南東の空に見えてきます。

うしかい座

うしかい座の1等星アルクトゥルスは、春の夜空で最も明るく輝く星のひとつです。橙色の温かみのある光が特徴で、「春の大曲線」の中間点にあたります。北斗七星から視線を南へたどると、すぐに見つけることができますよ。

かに座

かに座は、しし座の西隣に位置する星座です。目立った明るい星は少ないですが、双眼鏡でプレセペ星団(M44)を観察するのがおすすめです。まるで星がぼんやりと群がっているように見え、「ミツバチの巣」とも呼ばれる美しい散開星団です。

おおぐま座

北の空で存在感を放つおおぐま座は、「北斗七星」を含む大きな星座です。3月の夜は北斗七星が高く上り、春の大曲線のスタート地点として大活躍します。柄の先端の2つの星(ドゥーベとメラク)を結んで伸ばすと、北極星(こぐま座)にたどり着くことができます。

こぐま座

こぐま座の先端にある北極星(ポラリス)は、どの季節でも北の空にほぼ動かず輝き続けます。方角を確かめるための基準点として、ぜひ覚えておきましょう。おおぐま座の北斗七星から探すのが最もわかりやすい方法です。

3月の星空観察ポイント

観察に適した時間帯

子どもの星空観察デビュー

3月は日没が17時30分〜18時ごろと、少しずつ遅くなってきます。空が十分に暗くなる19時〜20時以降から、星座観察をスタートしましょう。

3月の19時~20時は、子どもの星空観察デビューにおすすめです。東の空にレグルスやデネボラ、南~西の空には冬のダイヤモンドが輝いているので、夜更かししなくても星をたくさん見つけられますよ。

春の星座をしっかり見たいなら22時以降にしましょう。しし座は20時ごろには東の空に高く上りますが、おとめ座やうしかい座はまだ低くて見えにくいことがあります。22〜23時にはしし座が南中(最も高い位置)を迎え、おとめ座とうしかい座も観察しやすくなってきます。

霞(かすみ)に注意しよう

3月は、空気中の水蒸気や花粉などが増える時期です。これらが夜空を白く霞ませる「」が起こりやすく、星の光が届きにくくなることがあります。

観察前には天気予報だけでなく、花粉の飛散情報もチェックするのがおすすめです。遠くの景色までくっきりと見渡せる日は、夜空の透明度も高い傾向があります。また、強風の翌日や雨上がりの夜は空気が澄んでいることが多く、星空観察しやすいタイミングですよ。

防寒はしっかりと

3月はまだ朝晩の冷え込みが続きます。重ね着や防寒具は必須です。長い時間じっと空を見上げるなら、体が冷えないように、カイロや温かい飲み物を準備することをおすすめします。

まとめ

3月の夜空は、冬から春へと星座が移り変わる、特別な季節感を味わえる時期です。

「春の大曲線」を道しるべに、しし座・おとめ座・うしかい座と、春の星座を順番にたどってみましょう。慣れてくると、星空全体が一枚の大きな地図のように感じられてきますよ。

しっかりと防寒して、3月ならではの星空をのんびり楽しんでみてください!

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