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ほうとまんホウトマン

ホウトマン(もしくはハウトマン)は、オランダ(当時の呼び名はネーデルラント)出身の冒険家である。ホウトマンの正式な名前は「フレデリック・デ・ホウトマン(ハウトマン)」。1571年に生まれ、1627年に亡くなっている。

 

ホウトマンは、南の空に輝く12個の星座(南天12星座)を発案した人物として知られている。彼は、出身国を同じくする航海士「ピエトル・ディルクス・ケイザー(カイザー/キイサー)」と一緒に、南半球の星たちを観測して星座を考案した。   

みなみのさんかく座やインディアン座、カメレオン座などといった、神話とは無関係なユニークなネーミングの星座を多く含んだ南天12星座。これらの星座たちは、ドイツの法律家・天文学者である「ヨハン・バイエル(バイヤー)」が作った「バイエルの12星座」として紹介されることもある。

しかしバイエルは、自ら著した星図書『ウラノメトリア』(バイエル星図とも呼ばれる)の中で、ホウトマンとケイザー(カイザー)が観測し、考え出した12星座を紹介したに過ぎない。そのためバイエルの12星座は、「カイザーとハウトマンの12星座」とも呼ばれている。

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