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あまのがわ天の川

天の川(あまのがわ)は、夜空の中でボーっと白い雲のように輝く、長い帯状の天体のこと。

日本でお馴染みの七夕伝説において、彦星と織姫とを引き離して会えなくした川としても知られる天の川だが、その正体は、宇宙に浮かぶ無数の星々の集団である。

天の川を構成している星たちは、私たちが住む地球が属する「銀河系」に浮かんでいる恒星(こうせい)。恒星とは、自分で光を放ちながら輝く星の総称である。

多くの恒星が集まり、輝いている様子が、まるで夜空を流れる川のように見えたことから、天の川と呼ばれるようになった。

天の川は、英語では「ミルキーウェイ(Milky Way)」という。この呼び名は、「女神ヘラの母乳(ミルク)がこぼれて道(ウェイ)になった」というギリシャ神話から採用されたものである。ちなみにヘラの母乳には、飲んだ者を不死にするという不思議な力があったのだとか。

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