日本では見えない星座も観測できる!星の名所3選!【南半球編】
南半球の国々では、日本の夜空では見えにくい(もしくは全く見えない)星座を観測することができます。みなみじゅうじ座やみなみのさんかく座、テーブルさん座などがその代表例です。
このページでは、南半球の国々の中でも、星座が特にキレイに見える人気スポットを厳選して紹介していきますよ!
エアーズロック(オーストラリア)
広く開けた国土を持つオーストラリアは、天体観測に適したスポットがたくさんあります。そんなオーストラリアの中でも、特に星空が美しいと評判の場所がエアーズロック(先住民の言語では「ウルル」)です。
巨大な一枚岩であるエアーズロックは、世界遺産のひとつとしても知られる人気観光地。赤茶けた大地にそびえる雄大な姿が特徴的なエアーズロックですが、夜は星の観測を思う存分楽しめる絶景スポットに変身します!
エアーズロックの周りは砂漠。星の光を邪魔する照明も、夜空を遮る高い建物も一切ありません。お肌の大敵であるカラッと乾燥した気候も、星座をクリアに楽しむためには強い味方となってくれますよ。
みなみじゅうじ座
ちなみに、日本では限られた地域でしか観測できないみなみじゅうじ座(南十字星/サザンクロス)は、オーストラリアの国旗にもデザインされている星座です。エアーズロックに行ったら、絶対に見ておきたい星座のひとつといえるでしょう!
テカポ湖(ニュージーランド)
ニュージーランドにあるテカポ湖も、星座の絶景スポットとして人気を集める観光地です。年間を通して晴れの日が多く、澄んだ星空を楽しめるテカポ湖周辺は、「星空の世界遺産」として検討されてもいるのだとか。
テカポ湖を一望できる山「マウントジョン」での天体観測は特に人気。テカポ湖に初めて訪れる人や、言葉が心配な人には、ガイドさんが案内してくれるツアーをおすすめします!
美しい天の川と、その下に佇む小さな「善き羊飼いの教会」の姿は、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのような絶景ですよ。
日中は、ミルクを溶かしたような淡いブルーの湖を楽しみ、夜は満天の星を堪能する……。テカポ湖は1日中いても飽きないスポットです。
ウユニ塩湖(ボリビア)
「天空の鏡」とも称されるボリビアのウユニ塩湖では、幻想的な天体観測が体験できます。
ウユニ塩湖は、大地に張った雨水の膜が、まるで鏡のように空を映し出す絶景で知られる観光地。青空を映したウユニ塩湖もキレイですが、星々を足元に散りばめたかのような夜の景色もまた最高なんです!きっと、夜空の星座たちに抱かれているような不思議な感覚を味わえることでしょう。
ウユニ塩湖に行くのであれば、「ブル―アワー」や「マジックアワー」と呼ばれる日没・夜明け前後の時間帯も外せません。この時間帯は、辺り一帯が青やオレンジ色に美しく染まり、空と大地の境目が分からなくなるような神秘的な眺めが楽しめますよ。
まとめ
星好きさんたちに大人気の、南半球の星座絶景ポイントをご紹介しました。近場でのんびりと星座を見るのも楽しいですが、一度くらいは海外の地で、贅沢に天体観測をしてみたいものですよね。
今度の長期休暇に向けて、憧れのあの国で星座を楽しむ計画を練ってみてはいかがでしょうか?