MENU

こうどうじゅうにせいざ黄道12星座

黄道12星座(こうどうじゅうにせいざ)とは、地球から見た「太陽の通り道=黄道」に配置された12個の星座の総称。古代バビロニアの神官たちの手によって作られた。

昔の人々は、「太陽には特別な力がある」と信じていたため、数ある星座の中でも黄道に位置する星座たちは、ひと際重要なものとして扱われた。

生まれたときに黄道上にあった星座が自分の12星座になる。例えば、秋生まれの人はかに座、しし座、おとめ座など。

黄道12星座には、おひつじ座、おうし座、ふたご座、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座、いて座、やぎ座、みずがめ座、うお座が属している。

これらの星座は、星座占いで使われることでお馴染みだが、占星術に利用される場合には「黄道12宮(こうどうじゅうにきゅう)」と呼ばれて区別される。黄道12星座はそれぞれ大きさ(面積)が異なるが、黄道12宮は黄道を均等に12分割して、そのエリアに合わせるように星座を割り当てているという違いがある。

厳密にいうと、黄道にかかる星座は12個ではなく13個。最後のひとつはへびつかい座であるが、黄道12星座には含まれていない。これは遥か昔、黄道12星座がそれぞれ、1年を表す「12ヶ月」に対応していたため。13個めの星座であるへびつかい座は、どの月にも当てはめられずにあぶれてしまったのである。

library_books関連ワード
arrow_upwardPAGE TOP